酒類安売の先駆者
第一酒販と業界、国税局との戦い

合  計        本  日         昨  日
2008年12月05日(Fri)

まことにおかしな話でした。

(有)第一酒販の採用している従業員に対し、無免許販売容疑をかけ私を逮捕したのである。

酒屋の従業員個々に酒販免許が必要な訳はなく、西日本最初の安売り店を何とか潰したかったのです

今のように、安売り店が蔓延することを国が恐れたのです。

酒類の安売りは昭和20年頃から法的に自由です。

今でこそ、全国に酒のディスカウンターが沢山ありますが、当時は全国に数件のディスカウンターしかありませんでした。

業界、税務当局が安売りを認めなかったのです。

業界、税務当局の圧力、反発はすさまじいものがあり、当時、岡山県内はおろか西日本の酒問屋は一軒も酒を売ってくれず、

関東まで仕入れに行っていましたが、税務署は調査を名目に仕入先伝票を見せろといい、

見せた数日後には必ず取引先の問屋から税務署の圧力で出荷できなくなった旨の電話が入るようなひどい状態でした。

悪意に満ちた圧力、妨害は数知れず..

第一酒販が公共工事で移転を迫られたときも、法的に認めるのは当然なのに移転を認めないし、

また小売酒販免許の申請書類さえもくれない、そして安売りをやめろと言う。

安売りをやめたら酒販免許を出す、或いは安売の先駆者、東駒株式会社の酒を売るなら免許は出さない..

チラシをまくな..安売をするな..とか言われ続けた日々でした。

(これらのことは税務署員が法廷で認めました。全く、公務員にあるまじき行為でした。)

現在、酒の安売店は全国に約5000店あると言われています。

ここまで来るには長い道のりで大変な苦労がありましたが、平成8年3月29日広島高裁岡山支部は

当方の全面勝訴の判決を出し、ここに無罪が確定しました。

国は時として、善良な人間を罪におとしいれるようなことをします。

そして今、第一酒販は健闘むなしく倒産しましたが、この件については、”我が人生に悔いなし..”です。
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